リサイクルのために古紙やダンボールを集めてもらいたい、と思うことがあります。回収してもらうには、自分の住んでいる自治体で資源ゴミとして出すことが可能です。しかし、一度に多くの紙類を処分したいときや持ち込みができない場合は、業者に依頼するのが一般的です。 ダンボール回収を無料で対応しているリサイクル業者は、たくさん存在します。まずは自分が住んでいる地域内で業者を探すと良いでしょう。ホームページが開設されている業者も多いので、ネットから情報をチェックすると効率的です。業者が見つかれば、自分の住んでいる地域が回収可能なエリア内かどうかを確認します。回収可能な資源について確認しておくと、不要なものをまとめて処分することができます。業者に連絡して、処分したい量を伝えると、回収してもらう日時を決めることになります。 古紙の量が少なければ、自分で業者に持ち込む方が簡単かもしれません。営業時間内であれば、いつでも受付をしてくれるところが多いです。しかし大量の場合は、自分で持ち込むのは大変です。例えば引っ越しなどで大量の古紙やダンボールが出ることがありますし、遺品整理をして、古いダンボールを捨てなければいけない場合も考えられます。また、オフィスビルやスーパーなどで、定期的にダンボールなどの不用品が出てくるというケースもあるでしょう。ダンボール回収は無料ですから、1度だけ来てもらうのか、定期的に回収に来てもらうのかを検討できます。 無料のダンボール回収をしてもらう日が決まったら、ダンボールや古紙類を種類別に分別します。ある程度の大きさ別に分けておくと、持ち出しやすく回収が楽になります。ダンボールにホッチキスやガムテープなどがついていたら、なるべく取り外すようにします。それ以外にも業者から指示があればきちんと分別しておきましょう。 企業で古紙が大量に出る場合は、紙に印刷されている機密情報がどのように扱われるか心配かもしれません。ダンボールに入れて封をした状態でそのまま古紙溶解装置に入れるため、ダンボールを開けることなくリサイクルできます。ダンボール回収以外にも無料回収してもらいたいのであれば、対応している種類と出し方をきちんと確認しておきます。 回収業者はリサイクルだけでなくリユースにも貢献しているところが多いです。古着や服飾雑貨については国内だけでなく海外に出荷されてリユースされています。自宅に古着やサイズオーバーした子供服などがあれば、積極的に利用すると良いでしょう。